第3回 文月展へようこそ

主催: 北海道教育大学札幌校 図画工作・美術教育分野3・4年生  

日時: 令和2年7月20日(月)~7月26日(日)

文月展とは?


 2018年、北海道教育大学の図画工作・美術教育分野の1期生が4年生になった時に「自分たちの作品、研究成果を発信したい!」と考え、北海道教育大学 アーツ&スポーツ文化複合施設 Hue Universal Gallery 「HUG」を会場として,7月に第1回展を開いたことから文月展が始まりました。そして、去年2019年7月に第2回展を開催しました。

 

 順調に行くと思ったこの分野展は、今年は思いも寄らない新型コロナウイルスの影響のため、前期の間大学の施設での制作もできなくなり、すべての授業を非対面で行なっております。そして、残念ながら前期の成果を披露する展示会も場所をお借りしての開催ができなくなりました。

 

 しかし「このような困難な状況下であっても、本分野の学生が各自、自宅という整っていない環境で不安も抱えてながらも、騒音や様々な問題と戦いながら、「私たちの作品を発信したい!」「今大変な人たちを勇気づけるきっかけになってほしい!」と展示を諦めることなく、今年度の文月展はオンラインで開催することを決意しました。

 

 展示会場でのご説明や交流はできませんが、デザイン、絵画、彫刻の授業の中で制作してきた作品の写真や分野紹介動画を載せて学生や一般の方に自由に作品を鑑賞できるようにしていこうと考えております。

 

学校がだめなら、家で!学びは続く!

会場がだめなら、オンラインで!展示も続く!  

 

それぞれの学生がそれぞれの場所で試行錯誤しながら作り上げた作品をご覧ください!!

ずがびとは?


 【ずがび】では、「図画工作を専門とする小学校の教員」又は「中学校美術の教員」を目指す学生が、現在1年生~4年生計45名、3名の先生方の元で学んでいます。個性豊かな学生と先生方の、少人数だからこそ成り立つ密度の濃い授業はとても刺激的で、新鮮です。

 

 【ずがび】では、この分野で1番大切にしている、子どもたちに「つくりだす喜びの素晴らしさ」を伝えるため、学生自身が「自分の専門実技」と格闘しながら、図画工作・美術の授業設計や美術教育研究に取り組んでいます。

 

 なぜならそれは、絵を上手く描くどんなテクニックよりも、『その子なりのよさ』を伸ばす図画工作・美術の教師の原点となるからです。志を同じくする仲間と共に切磋琢磨しながら、自分を成長させることがきっと、これから出会う子どもたちのためになると信じてがんばっています。

 

 入学してからの4年間、充実したカリキュラムに沿って絵画、彫刻、デザイン、工芸と美術理論・美術史の専門領域に取り組み、それぞれの得意分野と美術教育理論との結びつきを探究しながら、子どもたちの心に寄り添う「学び」を考えます。更に、様々な企画やイベント、コンクール、展覧会に参加したり、自分たちで展示会を開いたりすることで、豊かな心を大切にできる教員になる力を培います。

 

ここ【ずがび】で、私たちと一緒に子どもたちの成長を支える図画工作・美術の教員を目指しませんか?

 

一同心よりお待ちしております!!